立山の氷河で乾杯！

　ケーブルカー（１０分）とバス（５０分）を乗り継いで室堂まで向います。

　この運賃往復4190円が想定外でした。

　でも長野方面（扇沢）からだと8800円なので、富山側からの方がまだ安い。

　今回このバスの中で仮眠をとる予定でしたが、朝一番のバスにみんなを乗せてしまった関係で、補助席になってしまい申し訳ない　m(-_-)m

　みなさん、しっかり眠れましたか？私は１人普通の座席だったので眠れました。

　室堂に着くと、外はあいにくの雨模様。

　とりあえずスパッツを装着し、今回縦走する立山を見渡す。

　そんな時なぜか、隊長はよそ様のカメラマンに・・・。

　カッパを着るか着ないか迷いつつ、予定の時間は過ぎていたのでとりあえず出発！

　この時はみんな元気でした。

　登山道には雪がないと思っていたのに、こんなにあるじゃないか！

　雪道突入！

　雪があるところは平地だったので全然大丈夫。

　後ろを振り返ると、アリのような行列が続く。さすが人気の登山スポットである。

　あの行列に追いつかれると、自分達のペースで歩けないので、追いつかれないようにと先頭の隊長にプレッシャーをかける。

　しかし、この辺りから隊長に異変が・・・あったかもしれない。（いつもの足に違和感ではない、いやそれもあったかもしれない）

　一の越までの登山道は、このような石畳で整備されている。

　一の越まであと少し。なんとか予定どおりの時間。（ちょっと遅れているが）

　一の越到着。

　ちょっとペースが速かったのか、疲れを見せる隊長。

　3000ｍ級の立山でも、この時期日が射すとけっこう暑い。

　アリの行列が来るので、休憩もつかの間、雄山に向けて出発！

　一の越から雄山までは急登。落石に注意しながら登る。

　途中、下を見るとこんな感じ。

　登りは良いが、こんな景色を見ながら下るのは怖いなと思うが、今回はピストンで無く周回であるため安心していたが、後に本当に下るとは・・・。

　こんな岩場をどんどん登っていきます。

　しかし、あきらかに隊長に異変が。数分歩いたら、止まってしまう。

　ということで、広い場所で休憩することに。

　行動食のチョコバーを食べるw-bell。毎回、少しずつ食べることを心がけているが、つい完食してしまう。今回は耐えて、半分だけ食べたようだ。

　エネルギーも補給したところで雄山の山頂まであと少し。

　こうやって見ると、一気に登れてしまいそうなんだけど、

　途中で休憩し、山頂を見る。

　顔の表情から、「まだ着かないのか」と聞こえてきそう。

　空が見えると、本当に気持ちが良い。下界から見る空と大違いである。

　雲がもっと少なければ、周りの景色も最高だったと思う。

　雄山山頂に到着。

　でも、本当の山頂はここではなく有料のエリアにあるのだ。

　そしてこれが、最近分かった氷河だそうです。

　日本に現存する氷河はここだけ。

　みんなで記念の一枚。

　この後、山ガールと新人o-bellは、有料エリアの雄山神社でお祓いに。

　次の山頂である大汝山を目指して出発。

　先に見えるとがった尾根を行くかと思いきや、少し下をトラバース。足がふらついている隊長が行けるか心配だったが少し安心。

　大汝山に着いて、食事休憩。

　着いたとたん隊長はダウン。少ししたからトイレに直行。紫色の液体が出たとか・・・　((lll･Д･)ﾉ

　お湯を分けてもらえないと思いカップラーメンを持ってこなかった新人o-bell、ダウンしている隊長のカップラーメンをゲット。

　昼食を準備している間、近くの残雪で冷やしておいたワインで乾杯したが、このときの写真を撮れず。当然であるが写真よりも食が優先されるのである。

　隊長は、どうやら高山病のようなので、来た道を引返すことに。でも本当にふらふらで、どうやって帰れるのか心配。おんぶすることも出来ないし、最悪救助の要請も考えたが、なんとか自力で下山。

　雄山から下る途中からは元気になり、いつもどおり下り最速に。

　寝ないと高山病になるということを富士山に続き、身をもって体験したのであった。