はじめてのテン泊　涸沢ヒュッテ（１日目）

10:25

　台風16号の影響で天気が不安定。各務原から高山までは曇天で雨が降ったり止んだり。

　平湯まで来ると天気が一変し晴天となったので、予定通り登山を行うこととなった。

　平湯から上高地まではタクシーを使い、宝タクシーの運ちゃんに、「最近こんなに重いザックを持ったことが無い」とびっくりされる。

　ザックの重さは過去最高の２０ｋｇぐらい。これを背負って片道１５ｋｍ歩けるか不安になる。

　上高地について出発の準備をしていると、毎度のことながらw-bellの水漏れ発生。ザックの中が水浸しらしい。

　ダウンのシュラフがピーーーンチ！

　今回、向かう先は遠くに見える吊尾根の裏側。

11:21

　横尾まではほぼフラットなのでペースをあげたいw-bell。そしてマイペースのtaka-bell隊長。

　観光客もたくさん歩いており予定通り進めないが、澄んだ川や遠くに見える山は絶景で最高！

11:30

　最初の休憩ポイント「朝焼けの宿　明神館」。ここから見る明神岳は迫力がある。

　ちなみに売店のソフトクリームは売り切れ。売り切れだと食べたくなるものだ。

12:52

　第二の休憩ポイント「氷壁の宿　徳澤園」。芝生にはカラフルなテントが立てられおり、徳沢園もおしゃれな建物。華やかで何か別世界のよう。

　ここで昼食。朝コンビニで調達した食料でお腹を満たす。

　ちなみにここの売店のソフトクリーム売り切れになっておらず、ワッフルコーンのソフトクリームをみんな食べていた。

　taka-bell隊長は、自販機でコカコーラゼロを購入。エネルギー補給になって無い。

　予定より遅れているため、食べ終わったらすぐに出発。

13:32

　天気が良すぎて暑い！標高１５００ｍ以上あるのに気温が３０℃近く。

　上高地から川沿いを歩き、山の裏側に行かなければならないのに、全然廻り込めない。

13:55

　第三の休憩ポイント「横尾山荘」。ここが槍と穂高の分かれ目。

　すでにみんなかなりバテ気味。

　写真の横尾大橋の渡り口に午後２時を過ぎた場合は入山をご遠慮くださいとの看板が・・・！

　ギリギリの時間なので、休憩もそこそこに出発。ここから登りが徐々にきつくなる。

15:08

　第四の休憩ポイント「本谷橋」。

　つり橋にテンションが上がるtaka-bell隊長。ここまでは何とか元気だったのですが。

16:58

　足に違和感のあるtaka-bell隊長、２０００ｍを超えると高山病の症状が出るw-bell。二人とも弱音を吐きまくり。

　下山してくる人に涸沢ヒュッテまであとどれくらい？と尋ねると、決まって帰ってくる答えが「あと１時間くらいかな」。どれだけ進んでもあと１時間、精神的にもダメージが蓄積されるtaka-bell隊長とw-bellなのでした。

17:33

　やっと涸沢ヒュッテに到着。

　このペースで明日は奥穂まで行けるのだろうか？というより明日は無事下山できるのだろうか？

18:12

　涸沢ヒュッテにはカラフルなテントの花で満開。この雰囲気をじっくり満喫したいが、時間的にそんな余裕も無く、食事の準備にとりかかる。

　本日のメニューは、下の写真のとおりです。taka-bellシェフによるハヤシライスと鶏ちゃん。そしてi-bellが鶏ちゃんの残り汁と残ったキャベツで作った焼きそば。

　美味しい匂いが漂い、他の登山者の注目を集める。（登山道のすぐ横なので特に）

　山で食べる食事はやっぱり格別！